先週から始まった「オーバーワークをどうにかしよう!」のコーナー。

前回は「観点を増やす」ということが、オーバーワークを克服するためには必要だと書きました。
(前回の記事はこちら。)

オーバーワークの状態が長く続くと、自分自身がやられてしまうだけでなく、周りの人にとっても大きなダメージとなります。

オーバーワークをどうにかするために、どうすれば良いか、今日も一緒に考えてみましょう。

 

<アメブロからの続きはここから>

 

前回も書きましたが、「オーバーワーク」は以下の状態の時に起こります。

「自分のこなせる仕事量」 < 「自分に与えられている仕事量」

ところが、オーバーワークとなっている人を観察してみると、意外に「自分に与えられている仕事量」を正しく把握していないことがあります。

ただ漠然と「たくさんやることがある!」という不安と焦りに追われている、という感じです。

そういう人にとって大切なのは、「自分に与えられている仕事量」をきちんと把握することです。

そのためには、やるべきことを「頭の中」に留めておくのではなく、「頭の外」に出すということがとても重要です。

つまり、やるべきことを「紙」に書くということです。

「紙に書く」ということを面倒くさがってやらない人ほど、オーバーワークの状態になりやすいように思います。

特に、平均よりも頭が良い人で「自分は紙に書かなくても、頭の中で把握することができる!」と思っている人も、たいていオーバーワークに陥ります。

「頭の中」にやるべきことを入れたままだと、いつまでも「頭」が休まりません。

常に「頭」を働かせていなくてはならないのです。

移動中も、家でゆっくりしている時も、いつでも「やるべきこと」が頭の中でちらついてしまいます。

それでいて、「やるべきこと」の数や量が増えていくと、その全てを把握することが難しくなります。

その結果、「あ、あれをやるのを忘れていた!」というように漏れが生じます。

 

やるべきことを、一度、すべて「紙」に書き出すということをやってしまえば、「頭」でずっと覚えておく必要がなくなります。

また、「紙」に書き出すことで「漏れ」を防ぐこともできます。

「自分に与えられている仕事」を正しく把握するためには、「紙」に書き出して「頭の外」に出すべきです。

自分の頭の良さを過信せず、きちんと紙に書き出した人ほどオーバーワークの状態にならずに済みます。

是非実践してみてくださいね!

 

<つづく>