みなさん、こんにちは。

英語学習コンサルタントの久末です。

英語を学ぶ上で「単語」の学習は必須ですね。

高校受験、大学受験、あるいは英検やTOEICなどの試験に限らず、仕事や日常で英語を使う場合でも「単語の知識」が豊富にあるに越したことはありません。

では、英単語はどうやって学習していけば良いでしょうか?

今日はその辺りを一緒に考えてみましょう。

 

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結論から言いますと、英単語は「無理矢理」にやるしかありません。

本・雑誌・新聞などをたくさん「読む」という行為によっても語彙力を上げることは可能でしょう。

いわゆる「多読」によって、文の流れと一緒に単語を覚えていくというものです。

しかし、自分の単語力レベルを大きく超えるような内容の文章を読もうとすると、「分からない単語が多すぎて進まない」という状況に陥りやすくなります。

なので、「多読」によって語彙力を上げるというのは、悪い方法ではありませんが、それとは別のアプローチも必要だろうと思います。

では、別のアプローチとはどのようなものでしょう?

私が個人的にオススメなのは、やはり「市販の単語集」を買ってきて、片っ端から覚えていく、というやり方です。

「なんだ、そんなの当たり前ではないか」と思うでしょうが、そう、当たり前のやり方が一番良いと思います。

私自身、いまだに「もう少し単語の知識があったらなぁ」と思うことがよくあります。

TOEICで900点以上を持っていようと、仕事で英語を使いこなしていようと、いつになっても「自分の単語量は十分ではない」と思ってしまうのです。

市販の単語集を買ってきて、片っ端から覚えていく、という学習を取り入れていくだけではもちろん不十分です。

何しろ、人には「忘れる」という機能も備わっているのですから。

「覚えては忘れ、また覚えては忘れ」ということを延々と繰り返す。

それ以外に単語の量が増えていく方法はありません。

そして、「覚えた単語」は、できれば「自分で文を作る」という行為の中で使っていくと良いでしょう。

「インプットした単語をアウトプットしてみる」のです。

覚えた単語をアウトプットしてみると、自分自身とその単語との「距離感」がグッと縮まります。

一方、「覚えるだけ」というインプットの一方通行の場合は、なかなか自分との距離感は縮まりません。

そして、市販の単語集で覚え、自分で英作文して覚えていくのと同時に、さらに上述した「多読」をやると、さらに単語の定着が良くなります。

結局、「単語を覚える」というのは「人の名前を覚える」ようなものなのです。

何度も会ったり、何度も話したりしている人の名前は覚えやすいですが、一度しか会ったことがなかったり、話をしたこともないような人の名前はなかなか覚えられません。

単語1つ1つと何度も遭遇し、何度も使ってみる、ということによって単語が少しずつ定着していくのです。

地道な作業でくたびれてしまうかもしれませんが、英語学習者ならばみんな一緒です。

試験などに向けて語彙力をアップしなくてはならない人は、是非、頑張ってくださいね。