(「残念な英語学習法」シリーズ過去記事はこちら

 

英語を一生懸命勉強しても、なかなかできるようにならない。

それは、もしかしたら「残念」な英語学習法で取り組んでいるからかもしれません。

そのうちの1つに、「音読」を「音読まで」で終えてしまっている、ということが挙げられます。

さあ、今日も「残念ではない英語学習法」を模索してみましょう!

 

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英語学習として、「音読」を取り入れているとしたなら、それは素晴らしいことです!

音読を取り入れない英語学習は、そもそもが「残念」な学習法と言えます。

しかし、「音読」を「音読まで」で終えてしまっているとしたら、本当に「残念」です。

「音読」を高め、さらに上のレベルの「暗唱」まで高めた時、それまでやってきた学習が本当に効果を発揮します。

「音読」は、「英文の文字を見ながら、声に出して読む」という行為です。

これに対し、「暗唱」は、「文字を見ず、覚えた英文を声に出して言う」という行為です。

「文字を見ない」という点で、「暗唱」は、音読よりも「自由度」が高まります。

いつでも、どこでも、好きな時に、英文を自分の口から発することが出来るのです。

このような状態を一度作ってしまえば、あとは、それを繰り返すのみ。

野球やバスケやサッカーやテニスなどの「スポーツ」と同じように。

あるいは、ピアノやギターやバイオリンなどの「楽器演奏」と同じように。

ひたすら、身体の深いところまで浸透するまで、何度も何度も繰り返すのです。

そうやって、「繰り返したもの」だけが、自分の身体の中に残ります。

繰り返さなかったものが、自分の身体の中に残るということはありません。

 

さて、一度覚えた英文を「暗唱」できるようになったとしたら、それを、再び「音読」してみるということも効果的です。

暗唱ができるようになるには、まず、「音読」そのものがスラスラと行かなくてはなりません。

音読(文字を見ながら読む)ということがスラスラと行かないうちに、暗唱をしようとしてはなりません。

音読がスラスラとなり、「自分の口が十分に軽くなった」という実感を持てたら、いよいよ「文字を見ないで」言ってみるのです。

文字を見ないでも言えるようになったら「暗唱」が完成となります。

そして、一度できるようになった英文を、今度はしばらく「見ないで暗唱する」ということを繰り返してみます。

すると、繰り返せば繰り返すほど、その英文が自分の身体に定着していきます。

ところが、「文字を見ないで暗唱する」ということばかりしているうちに、時に、元々の英文とは少しずれてきてしまうことがあります。

そのようなことにならないよう、一度暗唱できるようになった英文であっても、改めて「文字を見ながら音読する」ということをやってみましょう。

そうすると、暗唱する前の時点よりも、遥かに口がスラスラと動くのが実感できるはずです。

同時に、もしも暗唱の時に「ズレ」が生じてしまっているならば、「音読」によって修正することもできます。

私(久末)も、今でも音読と暗唱を繰り返しています。

アメリカに留学していた高校生の頃から、もう25年以上も経ちましたが、いまだに私の英語力は健在です。

それは全て、日々の「音読」と「暗唱」のおかげなのです。

つまり、一度英語ができるようになった人にも、「音読」と「暗唱」は効果があるということです。

ましてや、これから英語を身につけようとする人ならば、「音読」と「暗唱」は本当に効果的です。

「音読」と「暗唱」は、いつでもセットで行うようにすることを強くお勧めします。

 

<続く>

 


 

本校では、徹底した「暗唱」の指導を行っています。

全くゼロの初心者でも、少しずつ「暗唱」ができるようになっていきます。

そして、「暗唱」ができるようになることによって、英語力が飛躍的に高まっていくのです。

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