「品詞」というのは、主に以下の8つに分類されます。

1. 名詞
2. 代名詞
3. 動詞
4. 形容詞
5. 副詞
6. 前置詞
7. 接続詞
8. 間投詞

 

前回は「動詞を修飾する副詞」について説明しました。

「副詞」という言葉は、確かに「動詞を修飾する」という働きをしますが、それだけではありません。

副詞は「動詞」の他に、「形容詞」や「副詞」を修飾するという働きも持っています。

例えば、「hot(熱い)」という形容詞を見てみましょう。

これは形容詞ですから、例えば、「coffee(コーヒー)」などの「名詞」を修飾することができます。(「hot coffee(熱いコーヒー)」という具合です。)

これが例えば、「とても熱いコーヒー」という表現になった場合、「とても」という言葉が「熱い」という形容詞を修飾していることになります。

「とても」という言葉がなければ、単に「熱いコーヒー」ということになりますが、そこに「とても」という言葉がつくことで、熱いは熱いでも、その程度が「高い」ということが表されます。

「とても」のように、形容詞が表す意味の程度を上げたり下げたりする言葉は、「形容詞を修飾する副詞」ということになります。

「とても」は英語では「very」という言葉で表現されます。

他にも、「so(とても)」「a little(少し)」「really(本当に)」なども「形容詞」を修飾することができる「副詞」と言えます。

 

そして、「very(とても)」「so(とても)」「a little(少し)」「really(本当に)」などといった副詞は、形容詞だけでなく「副詞」を修飾することもできます。

例えば、「速く」という言葉は「走る」という動詞を修飾することができるので、「速く」は「副詞」であると言えます。(「速く走る」という具合。)

ここに「とても」という言葉がつくと、「とても速く走る」ということになります。

この場合の「とても」は、「速く」という副詞を修飾していると言えます。

つまり、ややこしい話ですが、「副詞」が「副詞」を修飾しているのです。

このように「副詞」を修飾する言葉もまた「副詞」なのです。

 

まとめると、「副詞」は「形容詞や副詞」を修飾する言葉でもある、ということです。

さらに、前回の説明の通り、「副詞は動詞を修飾する言葉」でもありますので、さらにまとめると、「副詞は、動詞や形容詞や副詞を修飾する言葉である」ということになります。

 

さて、次回は「6. 前置詞」について見てみましょう。
どうぞお楽しみに!