まずは「be動詞」から。

「be動詞」は「イコール」や「存在」や「出身」を表す場合に使われる動詞です。
例1: He   is   Tom.「彼はトムです。(「イコール」を表している。)
例2: He   is   in  Tokyo.「彼は東京にいます。」(「存在」を表している。)
例3: He   is   from Hokkaido.「彼は北海道出身です。」(「出身」を表している。)

「be動詞の疑問文」は、文頭に「be動詞」を置き、次に「主語」を置き(つまり、肯定文での「主語」と「be動詞」の位置を入れ替え)、文の最後に「クエスチョンマーク(?)」をつければ完成です。
例1: Is   he   Tom ?「彼はトムですか?」
例2: Is   he   in Tokyo ?「彼は東京にいますか?」
例3: Is   he   from Hokkaido ?「彼は北海道出身ですか?」

「be動詞の否定文」は、文頭に「主語」を置き、次に「be動詞」を置き、次に「not」を置けば完成です。
例1: He   is  not   Tom.「彼はトムではありません。」
例2: He   is  not   in  Tokyo.「彼は東京にいません。」
例3: He   is  not   from Hokkaido.「彼は北海道出身ではありません。」

次に「一般動詞」。

「一般動詞」は、「be動詞以外の動詞」と考えれば良いでしょう。

多くの「一般動詞」は「walk(歩く)」や「eat(食べる)」などたいていは「動き」を表しますが、「have(持っている)」や「like(好きである)」など「状態」を表す一般動詞もあります。

「一般動詞」を使って「現在」のことを表す文を作る場合には、「主語」の「人称」と「数」に注意が必要です。

「主語」が「三人称」で「単数」となっており、話の内容が「現在」となっている時、この条件を「三単現」と言います。

「三単現」の条件が揃っている場合、「一般動詞の現在形」は、原形の語尾に「-s」や「-es」がついた形となります。
「三単現」の条件が揃っていない場合には、「一般動詞の現在形」は「原形と同じ形」となります。
例1: They   play   tennis  after  school.「彼らは放課後にテニスをします。」(「三単現」の条件が揃っていない。)
例2: He   plays   tennis   after  school.「彼は放課後にテニスをします。」(「三単現」の条件が揃っている。)

「一般動詞」が「現在」を表している場合の「疑問文」は、文頭に「Do」を置き(「三単現」の条件が揃っている場合には「Does」を置き)、次に「主語」を置き、次に「一般動詞の原形」を置き、文の最後に「クエスチョンマーク(?)」を置けば完成です。
例1: Do   they   play   tennis   after  school ?「彼らは放課後にテニスをしますか?」
例2: Does   he   play   tennis   after  school ?「彼は放課後にテニスをしますか?」

「一般動詞」が「現在」を表している場合の「否定文」は、文頭に「主語」を置き、次に「do not」を置き(「三単現」の条件が揃っている場合には「does not」を置き)、次に「一般動詞の原形」を置けば完成です。
例1: They   do  not   play   tennis  after  school.「彼らは放課後にテニスをしません。」
例2: He   does  not   play   tennis   after  school.「彼は放課後にテニスをしません。」

 

以上のように、「be動詞」と「一般動詞」の区別がしっかりとできて、さらに「肯定文」「疑問文」「否定文」の作り方がきちんと理解できれば、それが「英文を作る基本」となります。

簡単な英文がスラスラと作れるようになるまで、何度も易しい文で練習してみましょう!

 

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