既に説明してありますように、「疑問詞」を使った疑問文は、相手に「Yes」か「No」で答えてもらうような疑問文ではなく、相手に「答えを直接言ってもらう」ような疑問文です。

これまで、以下の3つについて学習しました。
1. 「目的語」を尋ねる疑問文
2. 「補語」を尋ねる疑問文
3. 「主語」を尋ねる疑問文

3つ目の「主語を尋ねる疑問文」は少し特殊でしたが、「1」と「2」については、どちらも「疑問詞の後ろ」に「be動詞の普通の疑問文」あるいは「一般動詞の普通の疑問文」の形を続ければ文が完成します。

さて、今回は「修飾部分」を尋ねる疑問文について説明します。

「修飾部分」と言っても、文の中には様々な修飾部分が入り込むことがあります。

今日は、修飾部分の中でも「時を表す修飾部分」について考えます。

「時を表す修飾部分」というのは、例えば、「毎日」「毎晩」「日曜日に」「朝9時に」などの表現のことです。

「私は毎日この公園に来ます。」という文では、「毎日」という言葉が「時」を表しながら「来ます」という動詞を修飾していますので、「毎日」は「時を表す修飾部分」であると言えます。

「時を表す修飾部分」を尋ねるような疑問文は、「時を表す疑問詞」を使って作ることになります。

「時を表す疑問詞」には、まず「when(いつ)」という言葉があります。

さらに「what time(何時に)」という言葉もまた、「時を表す疑問詞」と言えます。

どちらであっても、「疑問詞」を文頭に置いたら、その後ろに「普通の疑問文」を続けて置けば疑問文が完成します。

例1: あなたはたいていいつあなたの部屋を掃除するのですか?
→  When    do  you  usually  clean  your  room?
→ I  usually  clean  my  room   on  Saturday.(私はたいてい土曜日に私の部屋を掃除します。)

例2:  彼女は毎朝何時に起きるのですか?
→  What  time   does  she  get  up  every  morning?
→  She  gets  up   at  seven  thirty   every  morning.(彼女は毎朝7時半に起きます。)

 

さて、次回は「場所を表す修飾部分」を尋ねるような疑問文について解説していきます。

 

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