一般動詞の「過去形」は、基本的に「原形の語尾に『-ed』または『-d』がついた形」となります。
例えば、「watch(じっと見る)」ならば「watched(じっと見た)」となり、「live(住んでいる)」ならば「lived(住んでいた)」となります。
「-ed」または「-d」をつける際には、おおよそ以下のようなルールがありますので、このルールをなんとなく覚えてしまうと良いでしょう
(a) 原形の語尾にそのまま「-ed」をつける。
例1: watch → watched
例2: enjoy → enjoyed
(b) 語尾が「-e」で終わる語には「-d」だけをつける。
例3: move → moved
(c) 語尾が「子音の文字(「a, i, u, e, o」以外の文字)+ y 」で終わる語の場合、その「y」を「i」に変えてから「ed」をつける。
例4: study → studied
(d) 語尾が「母音の文字(「a, i, u, e, o」のどれか)1つ+子音の文字1つ」で終わり、さらにその母音の文字の部分に「第一アクセント」が置かれている語の場合、最後の子音の文字をもう1つ追加してから「-ed」をつける。
例5: cap → capped
以上のように、原形の語尾に「-ed」または「-d」がくっついて「過去形」へと変化する動詞は「規則変化の動詞」と呼ばれます。
これに対し、一般動詞は一般動詞でも、「過去形」への変化の際に、語尾に「-ed」や「-d」がついた形とはならないものもあります。
そのような動詞のことを「不規則変化の動詞」と呼びます。
「不規則変化の動詞」は、1つ1つ、過去形への変化の仕方を覚えるしかありません。
辞書などに「不規則変化の動詞」の一覧が載っていますので、それを見ながら学習していきましょう。
さて、次回は「一般動詞」を使って「過去を表す疑問文」を作る場合について説明します。
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