前回までに復習したのは、「述語動詞」の部分の話です。
1. 「イコールを表すbe動詞」の文
2. 「存在を表すbe動詞」の文
3. 「日常(現在)を表す一般動詞」の文
4. 「現在の継続的な状態を表す一般動詞」の文
5. 「過去を表す一般動詞」の文
6. 「今の進行中の動作を表す現在進行形」の文
7. 「過去の進行中の動作を表す過去進行形」の文
英語の「肯定文」では、述語動詞の部分には以上の7通りの形が主に使われます。
今度は、上記の7通りの形をそれぞれ「否定文」にしてみましょう。
1. 「イコールを表すbe動詞」の文
2. 「存在を表すbe動詞」の文
この2つは、いずれも「be動詞」を使った文です。
「be動詞」を使って「疑問文」を作るには、「肯定文でのbe動詞の後ろに”not”を入れる」ということをやれば良いのです。
例: I am not a baseball player .「私は野球選手ではありません。」
3. 「日常(現在)を表す一般動詞」の文
4. 「継続的な状態を表す一般動詞」の文
この2つについては「現在」を表す「一般動詞」の文ということになります。
一般動詞を使い、「現在」を表す疑問文を作るには、まず文頭に「主語」を置き、その次に「do not(三単現の条件が揃っている場合は「does not」)」を置き、その次に「一般動詞の原形」を置けば完成です。
例: I do not speak English . 「私は英語を話しません。」
例: My father does not have a car . 「私の父は車を持っていません。」
5. 「過去を表す一般動詞」の文
一般動詞を使い、「過去」を表す疑問文を作るには、まず文頭に「主語」を置き、その次に「did not」を置き、その次に「一般動詞の原形」を置けば完成です。
例: I did not eat breakfast this morning . 「私は今朝、朝ご飯を食べませんでした。」
6. 「今の進行中の動作を表す現在進行形」の文
7. 「過去の進行中の動作を表す過去進行形」の文
この2つは、どちらも「進行形」というものにまとめることができます。
「進行形」は「be動詞+動詞のing形」という形で表現されます。
「be動詞」が使われるので、進行形の「否定文」は「be動詞の疑問文」と同じように作ることができます。(上記の「1」「2」と同じです。)
例: I am not studying now .「私は今勉強している最中ではありません。」
例: My sister was not playing the piano then .「私の妹さんはその時ピアノを弾いていたのではありません。」
さて、これで「be動詞」「一般動詞」「進行形」の「否定文」のまとめまで終わりました。
英語を話す、あるいは英語で文を書く、ということを行っていくためには、これまでに学習した「be動詞」「一般動詞」「進行形」の3つの文の作り方をきちんと身につけておく必要があります。
「できあがっている英文を理解する」という練習をするだけでなく、「自分で英文を作る」という練習を繰り返し行っていくと良いでしょう。
さて、次回は「名詞を修飾する形容詞」について説明していきます。
>>>【 「057」へ進む 】(2018年10月29日(月)更新予定)