「変える」や「変わる」は、英語では「change」「vary」「turn」「shift」「alter」という語で表現されます。
「change」は、「変化」を表す最も一般的な語で、「変える」と「変わる」の両方の意味で使われます。
「vary」(発音: [véəri])は、 「様々な点で、様々な方向に変化する」の意で使われ、「多様性の意味合いが含まれます。これの名詞形は「variation」で、日本語の「バリエーション(種類の多さ)」のイメージと同じように考えれば良いでしょう。「多様性」の意味合いが含まれることから、「vary」は「異なる」という意味でも使われます。
「turn」は、本来は「回転する」とか「ひっくり返る/ひっくり返す」という意味の言葉ですが、この意味から「別の物へとすっかり変わってしまう/変えてしまう」という意味でも使われるようになりました。「変わる」という意味の場合には後ろに「to+名詞」あるいは「into+名詞」の形が続き、「変える」という意味の場合には「目的語+to+名詞」あるいは「目的語+into+名詞」という形が続きます。「to」や「into」がなく、「turn+名詞」や「turn+形容詞」で「〜になる」という意味になることもあります 。
「shift」は、「段階」や「流れ」のイメージを含みながら「位置を変える/位置が変わる」や「方向を変える/方向が変わる」という意味で使われます。「移り変わる」という意味になることもあります。
「alter」は、「取って代わる」の意味合いを含んで「変わる」という場合に使われたり、「一部分を変更する」という意味で「変える」という場合に使われます。
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