「調理する」は、英語では「cook」「make」「fix」「prepare」などのように表現されます。

 

「cook」は、「火」や「熱」を使って食事を作るという場合に使われる言葉です。「cook」の目的語としては、「材料(「chicken」「rice」など)」、「料理の品(「spaghetti」「hamburger」など)、「食事の名(「lunch」「supper」「dinner」など)」を置くことができますが、「soup(スープ)」については通例「make」が使われます。

 

「make」は、「cook」よりも広い意味で使われ、「火」や「熱」を使わないで食事を作るという場合も含みます。「サンドイッチ」や「サラダ」などは火や熱を使わないので「make」が使われます。

 

「fix」は、 「fix」は元々「固定する」という意味を持つ言葉でしたが、それが「整える」という意味や「修理する」という意味を持つようになりました。このうち「整える」という意味合いから、「材料を整えて1つの料理にする」や「いくつかの品を揃えて1つの食事にする」や「コップに氷と液体を入れて1つの飲み物をつくる」などのように、「複数のものを整えたり混ぜたりして作る」という場合に「fix」が使われるようになりました。「fix」は日常的に「軽い意味」で使われることが多いようです。

 

「prepare」は、 元々「用意する」の意で、「make」や「fix」よりもかしこまった場面でよく見られます。「用意する」の意があることから、「prepare」には「下ごしらえ」の意が含まれたり、あるいは「時間のかかる料理」「複雑な料理」を作る場合に「prepare」が使われます。