日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズの「003」番です。
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003:「ゼロ」
ご存じ、数字の「ゼロ」「0」です。
このまま「ゼロ」と発音しても、うまく通じない可能性があります。
これは英語では「zero」と書かれます。
一見、スペルを見る限り、そのまま「ゼロ」で良いように思えてしまうのですが、違うのです。
この単語の発音は、[ˈzi(ə)rou]あるいは[ˈziːrou]です。
2つありますが、私は個人的には2つ目の方をよく使います。
敢えてカタカナで書くなら、「ズィーロウ」という感じとなります。
1つ目の方で、「e」がひっくり返ったような発音記号「ə」はカッコ( )で括られていますが、これは「発音してもしなくてもどちらでも良い」という意味で、辞書などでは「斜体字」で表示されていることもあります。
どちらの発音にせよ、最初の音は「ゼ」ではなく「ズィ」となります。
もう、この時点で違いますね。
さらに、「r」の発音はもちろん日本語とは違うのですが、注意すべきは一番最後です。
日本語のように「ゼロ」の「ロ」で止めるのではなく、「ロウ」というように、最後は「ウ」という音で終わる必要があるのです。
日本人には意外と知られていない「zero」の発音ですが、数字である以上、頻繁に使われますので、是非覚えておきましょう。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!