日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズの「017」番です。
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017:「キロメートル」
長さを表す単位として使われる「キロメートル」。
アメリカでは「マイル」が使われるのでアメリカ人にはあまり馴染みはないでしょうが、アメリカ以外の国ではたいてい「メートル法」が使われています。
「1メートル」という長さは、「北極から赤道まで」の長さを「1000万」で割ったものとして最初に決められました。
つまり、地球の一周はちょうどぴったり「4000万メートル(=4万キロメートル)」ということになるのです。
さて、まず「メートル」というのは、英語では「meter」というスペルで書かれます。
これの発音は[miːtər]となります。
カタカナで書けば「ミーター」という感じです。
そして、これに「キロ」をつけた「キロメートル」は、英語では「kilometer」となります。
「meter」が「ミーター」だったのですから、「キロ」がつけば「キロミーター」となるのかな?と思ってしまいがちですが、実はそうではないのです。
「kilometer」の発音は、[kilάmətər]あるいは[kəlάmətər]となります。(私は個人的には前者の方をよく使います。)
これを敢えてカタカナで書くとしたなら、「キローミター」となり、「ミー」の部分を伸ばさないという点に注意が必要です。
また、アクセントも「ミ」の部分ではなく、「ロー」の部分に移ります。
「meter」が「kilometer」になっただけで、全然違う言葉のように聞こえてしまうのです。
この単語は、細かい発音も大事ですが、「ロー」にアクセントが置かれ、「ミ」は伸ばさない、ということだけ気をつけて「キローミター」と発音すれば、大体通じることでしょう。
是非参考にしてみてください。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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