日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズの「024」番です。
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024:「コーディネート」
服飾やインテリアなどで、色や素材や形を調和させて組み合わていくことを一般に「コーディネート」と言いますね。
これは英語では「coordinate」というスペルで書かれます。
これまた、一見「そのままカタカナで読めば良い」と思ってしまいがちですが、ちょっと違います。
この単語には「動詞」「形容詞」「名詞」など様々な品詞としての働きがあります。
そして、どの「品詞」で機能しているかによって発音の仕方(発音記号)も異なるのです。
ここでは基本となる「動詞」の場合についてご紹介します。
「coordinate」という動詞は、発音記号では[kouɔ́ːrdənèit]となります。
カタカナで敢えて書くならば、「コウオーディネイt」という感じです。
日本語と大きく違う点は、最初の「コウオー」のところです。
日本語では「コー」と伸ばすだけですが、英語の場合は、最初の「コウ」という二重母音で発音し、その後で改めて「オー」という音を発します。
スペルで言えば、最初の「co」のスペルが「コウ」という発音に相当し、その次の「or」のスペルが「オー」という音に相当します。
つまり、「コウ+オー」という音を、しっかり発音する必要がある、ということなのです。
それから、最後の「nate」というスペルの部分は「ネート」というように伸ばすのではなく、「ネイt」というように「ei」という二重母音で発音するようにしましょう。
「a」という文字が「ei」という音になることについては、過去の記事でもご紹介しました。(過去記事はこちら。)
「coordinate」という単語は、日本語では「コーディネート」というように「最初に伸ばして、最後も伸ばす」という感じですが、英語では「コウオーディネイt」というように、「最初にオウ、最後にエイ」という感じで「二重母音」をふんだんに使って発音する感じになるのです。
こういうことをしっかりと実践するだけで、グッと英語っぽい発音に聞こえるから不思議です。
是非試して見て下さい!
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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