日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズの「026」番です。
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026:「ソーセージ」
この季節は「鍋」が美味しいですね。
鍋に入れる具材としては、お肉や白菜など色々なものが挙げられますが、「ソーセージ」を入れたことありますか?
先日実家に帰った時に、「ソーセージ」の入った鍋を食べたのですが、これが意外に美味しかったのです。
是非皆さんも試してみてください。
で、その「ソーセージ」。
英語では「sausage」というスペルで書かれます。
後半の「sage」を「セージ」あるいは「セイジ」と読めば良いのかな、と思いきや、実はそうではないのです。
「sausage」を発音記号で書くと[sɔ́(ː)sidʒ]となります。
カタカナで書くとするなら、「ソースィヂ」という感じでしょうか。
まず、英語では最初の「ソー」の部分にアクセントが置かれます。
日本語のように後ろの「セ」まで同じ高さの音程で行くのではなく、「ソ」の後ろの「ー」という伸ばす部分でグッと音程を下げていきます。
次に[si]の発音。これはまず喉を震わせずに「s~~」という空気の音を出して下さい。
上の前歯2本と舌先をうまく使って、綺麗な空気の音を出すのです。
そして、その音をたっぷり出した後ですかさず喉から「イ」の音を出します。
そうすると、「スィ」という音になります。「スイ」という2つの音ではなく、「スィ」が1つの母音で表されるように発音してみて下さい。
そして最後に[dʒ]の発音。
これは「チ」という音を出すときに「舌先」が口の中の上の部分に触れるのと同じような感じで発音します。
ただし、「チ」よりは「ヂ」の音を出すような感じで、それでいて「喉」を振動させないようにします。
これについては「ガレージ」という単語の時にもご紹介しましたのでそちらをご参照ください。
(過去ブログ記事はこちらからどうそ。)
日本語のように「ソーセージ」と発音しても伝わるかもしれませんが、前の「ソー」にグッとアクセント置いて、後ろの方を「セー」と伸ばさず、短く「スィ」すれば、よりいっそう伝わりやすくなることでしょう。
是非お試しあれ。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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