日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズの「033」番です。
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033:「ワクチン」
前回の「アレルギー」に関連するわけではありませんが、今日は「ワクチン」という言葉についてご紹介します。
ワクチンというのは、身体に悪さをする「病原体」から作られた医薬品のことですね。
本来の病原体よりも毒性を無くしたり弱めたりした状態にして身体に注入することで身体の中に「抗体」を作るのが目的です。
このような「ワクチン」を英語では「vaccine」と書きます。
これの発音記号は[vǽksi(ː)n]あるいは[væksíːn]となります。
私は個人的には前者の方の発音を好みます。
どちらにしても、カタカナで表記するなら「ヴァkスィン」や「ヴァkスィーン」のような感じですね。
日本語のように「ワ」という音も「チ」という音も入りません。
最初の文字は「v」なので、「バ」とも違います。
「v」の音は基本的には「f」の音と同じように「下唇と上前歯」の間で生じる「空気のこすれる音」を伴います。
また、「si」の音は、日本語の「シ」とは違いますので注意しましょう。
「ス~」というのを発音してみて、その時に、「声帯を振動させない」ようにして、つまりは「ひそひそ声で話す」ようにして長く空気を吐き出します。
その音を十分に出しながら、「スィ」という感じになるように発音すれば「si」の音は完成です。
アクセントは最初の「ヴァ」に置いても良いですし、後ろの「スィ」に置いても構いません。
どちらにしても、日本語のように「ワ」と「チ」を発音しないように気をつけましょう。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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