日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズの「044」番です。
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044:「パジャマ」
この言葉、なんだか懐かしいな~。
というのも、私はあまり着ないんですよね。
多くの男性はパジャマを着ないかもしれません。
「Tシャツ」や「スウェット」で寝る人も多いのではないでしょうか?
私はもう何年も(ヘタすると何十年も)パジャマを着ていないような気がします。
そんな「パジャマ」ですが、英語では「pajama」と書かれます。
普通は「上下のセット」の意で「複数」として扱われ、最後に「-s」がついて「pajamas」という形で表現されます。
これは発音記号では[pədʒάːmə(z)]となります。
カタカナで書くなら「パジャーマz」という感じです。
日本語ならば「パ」にアクセントが置かれ、ここが一番高く発音されますが、英語では最初の「パ」は弱く、低めに発音されます。
英語の場合は、次の「ジャ」にアクセントが置かれ、ここを長く発音します。
「e」がひっくり返った発音記号[ə]は、時には「ア」に聞こえるのですが、時には「イ」にも「ウ」にも「エ」にも「オ」にも聞こえるという、やっかいな発音記号なのです。
この記号は、私たち日本人が発音する際は「ア」を基本としながら、元々のスペルに従って発音するようにすると良いでしょう。
ただし、原則的にこの発音は「弱い音」なので、はっきりと「ア・イ・ウ・エ・オ」のどれかとして発音しない方が良いでしょう。
従って、英語の「pajamas」の最初の「pa」の部分は、日本語の「パジャマ」の「パ」という音と同じように発音してはいけません。
これは最後の「ma」のところも同じです。
スペルは「pa」も「ma」も「a」ですから、どちらも「ア」っぽい音で良いのですが、ただ、それを「弱く発音する」ということを心懸けると良いでしょう。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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