日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズの「057」番です。
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057:「ホテル」
今回は簡単な言葉ですね。「ホテル」。
英語では、ご存じの通り「hotel」というスペルで書かれます。
日本語ならば、最初の「ホ」が高く、その後ろの「テル」が低く発音されるのが一般的と思われます。
英語の場合、発音記号では、[houtél]となります。
まず日本語との大きな違いは「アクセントの位置」です。
日本語では、最初の「ホ」が高いので、アクセントという意味では「ホ」に置かれていると言えます。
ところが英語では、後ろの「テ」にアクセントが置かれます。
逆に最初の「ホ」は、英語では低く、弱く発音されます。
さらにもう1点、日本語との違いは、最初の「ホ」の音です。
英語の場合、発音記号を見ておわかりのとおり、「hou」という音になっています。
つまり、「ホ」ではなく「ホウ」という音になるのです。
日本人からすればたいした違いはないかもしれませんが、ネイティブからすれば結構大きな違いです。
これでもかというくらい、しっかり「ウ」の音を出すようにしましょう。
そして最後は、もう何度もこのコーナーでご紹介しましたが「L」の音です。
単語の最後に「L」の音がくる場合には、日本語の「ル」という音よりも、「ウ」という音に近くなります。
コツは次の通り。
まず、「ラ」と発音する際に舌の先が口の中で触れるところがありますね。
そこに舌先をつけたまま、ただし、舌の「両サイド」はどこにも触れないように注意したまま、のどから「ウ~」という音を出します。
「ウ~」の音は決してこもってはいけません。
こもらず、舌先をつけたまま「ウ~」と言えれば、それが英語での「L」の音です。
「hotel」という単語も、「テ」という音の後ろにこの「L」の音を持ってこなくてはなりません。
ちょっとした練習が必要ですが、できるようになればかなり英語ネイティブの発音に近づくことでしょう。
是非やってみてください!
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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