日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズの「062」番です。
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062:「ドレス」
女性なら着る人も多いのではないでしょうか。
「ドレス」。
う~ん、よく考えたら、私は日本語でもよく定義が分かっていないかもしれません(笑)
まあ、意味はさておき、英語では「dress」と表現されます。
ただ、英語の「dress」という言葉は、名詞の「ドレス」というよりも、動詞として「服を着せる」などの意味で使われる方が多いかもしれません。
「dress」は、発音記号では、[drés]となります。
日本語の場合は「ドレス」の最初の「ド」が高く発音され、その後ろの「レス」は低めの発音されますね。
英語の場合は、真ん中の「レ」の所にアクセントが置かれていますので、ここの部分が強く、高く発音されます。
最初の「ド」は、英語では「ド」ではなく、「ドゥ」という感じで、しかも、「ひそひそ声」で話すように、喉を震わさないで発します。(このような喉を震わさないで発する音を「無声音」と言います。)
「d」のスペルで「ドゥ」という無声音、つまりは舌先で空気をはじくような音を出してから、その次の「レ」のところでやっと「喉から声を出す」ということをするのです。
しかも「レ」の部分は「r」のスペルが使われていますから、「舌先をどこにもつけず、太くて重い音を出す」ような感じで「レ」と発音することになります。
最後の「ス」も無声音なので、喉を震わさないで、舌先から空気の音を出すようにして「ス~」と発しましょう。
つまり、「dress」という単語には、真ん中の「エ」の音しか母音がないのです。
「エ」の音は、やや長めに発するとグッと英語っぽくなります。
是非お試しあれ。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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