日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズの「069」番です。

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069:「ドンマイ」

スポーツなどでエラーや失敗をしたプレーヤーに対し、仲間たちが「ドンマイ」と声をかけることがありますね。

「ドンマイ」というのは、「Don’t mind!」という英語表現が由来となっているらしいのですが、実際に英語の世界で、上記のような状況において「Don’t mind!」と表現することはありません。

ではこのような時に何というかと言いますと、「Don’t worry.」や「Let’s forget about it!」などと言います。

気をつけるべきは「Never mind.」という表現。

「Don’t mind.」は英語として耳にすることはありませんが、「Never mind.」はよく耳にします。

では、「Never mind.」というのが日本語の「ドンマイ」のことなのかと言えば、そうではありません。

「Never mind.」という表現は、誰かに頼み事をした後で、なかなかその頼み事が叶えられないような状況だと判断した時に、「さっきの頼み事は取り消すよ」という場合に使われる表現なのです。

言い換えるなら、「Never mind.」は「Forget it.(忘れてくれ。)」ということになるのです。

全然「ドンマイ」という言葉の意味とは違いますね。

スポーツは言語の垣根を越えると言われていますし、私も実際そうだと思いますが、スポーツをしている最中に使われるこんな言葉にも、カタカナでは通じないケースがあるのですね。

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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

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