日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズです。
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091:「バッテリー」

この言葉は、一昔前は「自動車」の用語として、あるいは「野球」の用語として使われるのが一般的でしたが、今では、携帯電話の普及と共に、誰もが日常的に使いますね。

これは英語では「battery」と書かれます。

発音記号では、[bǽtəri]となります。

この単語は、日本人にとっては発音するのが難しい部類に入ります。

まず、日本語では「バッテリー」という言葉は、最初の「バッ」は低く発音され、後半の「テリー」は高く発音されます。

しかし、英語では、最初の「ba」のスペルの部分にアクセントが置かれ、その直後は音が下がり、弱く発音されます。

また「ba」のスペルの部分は、日本語の「バ」と言いつつも、どこか「ベ」にも聞こえるような感じで発音します。

次に、「tter」のスペルの部分は、カタカナで書くなら「タ」という感じですが、日本語のようにはっきり「タ」というわけではなく、少し「トゥ」が入ったような、あるいは「テ」にも聞こえるような、それでいて、「r」のこもった音を入れるという、なんともあやふやな音なのです。

しかも「t」のスペルでありながら、日本語の「ラ行」にも聞こえるような感じで発音されます。

最後は「tter」の「r」からつづいて「i」の音になりますので、「リ」という感じで終わります。

カタカナで書くなら、「バァタリィ」ですが、上述したように「タ」の部分がなんとも難しいのです。

まあでも、少なくとも、日本語のように「バッテリー」と発音した場合は通じない可能性もありますので、少々うまくいかなくても、アクセントを前にグッと置いて「バァタリィ」という感じで発音した方が通じると思います。

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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

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