日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズです。
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107:「ツアー、ツーリスト、ツーリング」

 

今回は一気に「3つ」やります!

「ツアー」、「ツーリスト」、「ツーリング」の3つは、いずれも同じ「tour」というスペルから始まる言葉です。

これらはいずれも、日本語の発音とは少し違っています。

 

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まず、「ツアー」ですが、これは英語では「tour」と書かれます。

「tour」は、「名詞」としては「旅行」という意味になり、また「動詞」としては「旅行する」という意味になります。

名詞の後ろに「-ist」という言葉をつけると、「その言葉をする人」の意味になります。

例えば「piano(ピアノ)」の後ろに「-ist」がつくと「pianist」となる、というのと同じです。

「tour」を名詞として捉え、その後ろに「-ist」をつけると「旅行者」という意味になります。

 

一方、「tour」には「動詞」としての働きもあります。

動詞として機能するということは、語尾に「-ing」をつけることができるということです。

その形が「touring」というもので、これが日本語の「ツーリング」に当たります。

 

さて、「tourist」も「touring」も、どれも同じ「tour」という言葉から派生したものです。

発音記号でそれぞれを書くと以下のようになります。

■ tour >>> [túər]

■ tourist >>> [túərist]

■ touring >>> [túəring]

まず、「tour」の発音をカタカナで表記するとしたならば、「ツアー」ではなく「トゥア」という感じになります。

しかも「ア」というのは、日本語の「ア」とは違い、喉から「こもった音」を出しますが、あまりはっきりと「ア」という音にしません。

で、「tourist」も「touring」も、「tour」と同じように「トゥア」から始まるのです。

つまり、「tourist」は「トゥアリst」という感じ(最後の「st」は無声音なので、喉を振動させずに発音しましょう。)

また「touring」は「トゥアリン」とい感じです。

要するに、「ツ」とか「ツー」という日本語の発音を「トゥア」のように変えるということです。

こうした少しの違いを丁寧に実践すると、全体の英語の響きがとてもキレイになるのです。

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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

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