日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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133:「モルヒネ」
鎮痛・鎮静作用のある化合物で、医療の現場でも使用されている「モルヒネ」。
あまり一般的に使われる言葉ではないかもしれませんが、これは英語では違った発音になります。
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「モルヒネ」は、英語では「morphine」というスペルで書かれます。
これの発音記号は[mɔ́ːrfiːn]となります。
カタカナで敢えて書くとすれば「モーフィーン」という感じになります。
アクセントは、最初の「モー」の部分です。
「モー」と伸ばしながら、すぐに音程を下げるようにすると良いでしょう。
音程を下げた辺りで、少し舌先を手前に丸め、こもった感じの音を出すと尚良いです。
そして、「フィ」の部分は「F」の発音ですから、「上の前歯4本」と「下唇のやや内側」の間で空気が「こすり出る」ような感じで息を吐き出してから「フィー」と発音しましょう。
最後は「ン」ですが、「ナ」と言う時に舌先が触れるところに舌先をつけっぱなしにして、鼻とのどの両方から「n〜」という音を出します。
日本語の場合は、「モ」が低く、「ルヒネ」が高くなるようにして発音されますが、アクセントの位置も含め、英語では全く異なる発音になるので注意しましょう。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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