日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズです。
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134:「オカリナ」

 

心地良く、暖かな音色を奏でてくれる楽器、「オカリナ」。

英語で発音すると、少し違った感じになります。

さあ、今日も一緒に勉強しましょう!

 

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「オカリナ」は、英語では「ocarina」というスペルで書かれます。

これの発音記号は[ὰkəríːnə]となります。

日本語の場合は、「オ」が低く、「カリナ」が高く発音されるのが普通です。

しかし、英語の場合は、最初の「オ」の部分を少し「ア」の感じを交えながら、少々長めに、かつ少々勢いをつけて「オァ」と発音し、「カ」は低く発音されます。

そして、「カ」を低く、弱く発音したら、その次の「リ」の部分を強く、高く、長く、「リー」と発音します。

「リー」の部分は「r」のスペルなので、日本語の「ラ行」のように舌先をつけてはいけません。舌を丸めた状態から発音し始め、「イ」の音に変わるまでずっと舌先をどこにも触れないようにして伸ばしていくのです。

で、「リー」を強く発音する際、この「イー」と伸ばすところで音程を徐々に下げていきます。つまり、「伸ばしながら落とす」のです。

「リー」を正しく発音できたら、最後に「ナ」を弱く、低く発音します。

まとめると、「オァカリーナ」という感じとなるのですが、最初の「オァ」よりも「リー」の方が強くなるように単語全体でバランスを取ると良いでしょう。

 

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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

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