日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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144:「シビア」
「深刻な」や「厳しい」などの意味で日本語でも使われる「シビア」という言葉。
これは英語では少し違った発音となります。
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「シビア」は、英語では「severe」というスペルで書かれます。
これの発音記号は[sivíər]となります。
これをカタカナで表記するとしたならば「スィヴィア」という感じになります。
日本語と違う点はいくつかありますが、まずは「アクセント」の位置です。
日本語の場合は「シ」が高く、続く「ビア」は低く発音されます。
しかし英語では、真ん中の[ví]の発音の部分にアクセントが置かれるので、「ヴィ」の部分が強く、高く発音されます。
次に、最初の「シ」の部分は、英語では「si」の発音、つまり「スィ」となります。
「ス」と「イ」を別々に発音するのではなく、「si」という音を1つにまとめて発音しましょう。
そして、この「si」の部分にはアクセントが置かれていませんので、ここは低く、弱く発音します。
最後の「ア」に当たる部分は日本語とほぼ同じように考えて構いませんが、少しだけ「r」の音を最後に含めるとグッと英語っぽくなります。
全体的には「アクセントの位置」と「最初のsiの音」に気をつけましょう。
あ、もちろん、真ん中の「v」の発音は「上下の唇」をぴったりつけず、「下唇」と「上の前歯」をうまく使って空気がこすりでるような音にするという点もお忘れなく。
是非、覚えておいてください。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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