日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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146:「リハビリ」
病気やケガなどの「回復」を目的として行われる「訓練」や「練習」のことを一般的に「リハビリ」と言います。
英語では、「リハビリ」と言ってもほぼ通じないでしょう。
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「リハビリ」は、もともと「リハビリテーション」の略語です。
そして、「リハビリテーション」は、英語では「rehabilitation」というスペルで書かれます。
これの発音記号は[rìː(h)əbìlitéiʃən]となります。
カタカナで表記するとしたなら、「リーハビリテイション」となります。
この単語にはアクセントが「3つ」もあります。
第一アクセントは「テイ」の部分ですので、ここの「テ」の音をグッと強く、高く発音するようにしましょう。
最初の「リー」と、途中の「ビ」の2箇所にも、それぞれ「第二アクセント」がありますが、ここは「少々長め」あるいは「他のところよりかは少々強め」に発音する程度で、ハッキリと強くする必要はありません。
むしろ2つの「第二アクセント」も、音程としては「低め」に入るほうが良いでしょう。
ちなみに、この言葉は「rehab」という短い言い方で使われる場合もあります。
日本人は「リハビリ」というような短縮形を使いますが、英語では「rehab」となります。
「rehab」の発音は[ríːhæ̀b]となります。
カタカナでは「リーハb」といった感じです。
最初の「リー」に第一アクセントがあるので、ここを強めに発音します。
いずれの場合でも、日本語の「リハビリ」ではほぼ通じません。
「リハビリテーション」と言えばまだ通じそうですが、「リハビリ」のように短く言いたい場合には「リーハb」と言ってみると良いでしょう。
是非、覚えておいてください。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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