日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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151:「メタン」
温室効果ガスの1つとしても有名な「メタン」。
一般に「メタンガス」とも呼ばれますね。
「メタン」は英語ではまるで違った発音になりますので、そのままカタカナで「メタン」と発音してもおそらく通じないでしょう。
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「メタン」というのは、英語では「methane」というスペルで書かれます。
これは発音記号では[méθein]となります。
カタカナで書くとしたならば「メセイン」という感じです。
アクセントは最初の「メ」に置かれますので、ここをグッと強く、高く発音しましょう。
次の「セ」の音は「th」のスペルですので、「舌先」をベーっと出して、「上の前歯」にこするようにしてその隙間から空気を吐き出しながら「セ」と発音しましょう。
「th」の発音は、日本人からすれば、口の見た目がだいぶ「だらしない」ような感じになります。
そのため、「舌を出す」ということに無意識に抵抗感が生まれてしまう人もいるかもしれませんが、ここは思い切って「舌を出しながら、空気をこする」ということをやりましょう。
「th」さえ乗り越えれば、この単語はもうほぼ完成です。
あとは「th」の音を使って「セイン」と弱く発音すれば良いのです。
いずれにしても、日本語の「メタン」という発音とはだいぶかけ離れてしまっていますので、そのままカタカナで言わないように気をつけましょう。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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