日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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162:「エスニック」
日本人のみなさん、「エスニック」ってどういう意味でしょうか?
これは「民族的な」や「異国風の」という意味で、特に「アジア」や「アフリカ」の地域の料理やアートなどを指します。
意味をよく知らずにこの言葉を使っている人もいるかもしれませんが、これはもともと英語の言葉です。
これは、英語では「エスニック」という発音とは少し違います。
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「エスニック」というのは、英語では「ethnic」というスペルで書かれます。
発音記号では、[éθnik]となります。
カタカナで書くなら「エェスニk」という感じです。
日本語の場合、「エ」が低く、「スニッ」が高く、最後の「ク」が低くなる、という感じだろうと思います。
しかし英語では、最初の「エ」の部分が強く、高く発音されます。ここを少し長めに「エェ」と発音すると良いでしょう。
そして、「エェ」の次は「ス」の音なのですが、これは「th」のスペルなので、「舌先」をベーッと前歯よりも外に出しながら発音しましょう。
「舌先」のやや上の面を「上の前歯」にこすりながら、軽く空気を吐き出します。
そうすると、「ス」という音にすらならない程、弱い空気の音が出ます。
この「ス」の発音が、英語では大事なのです。
で、「エェス」までが上手に発音できたら、あとは「ニッk」という音を出せば完成です。
日本語の大きな違いは「th」の部分と、アクセントの位置です。
英語として発音する場合にはご注意を!
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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