日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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163:「カリスマ」
いつ頃からでしょうか、「カリスマ」という言葉が日本人の中で一般的に使われるようになったのは。
「カリスマ」というのは本来は「超自然的」な何かしらの力を持つ資質のことで、人々を信服させる強い特殊な魅力という意味で使われる言葉です。
宗教的、あるいは超人的な力を持つ人のことを「カリスマ」と呼ぶこともあります。
今では、それくらい「すごい」ということを表す意味で「カリスマ」という言葉が使われるようですね。
英語では、これは少し違った発音になり、もしかしたら、そのままでは通じない可能性もあります。
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「カリスマ」というのは、英語では「charisma」というスペルで書かれます。
発音記号では、[kərízmə]となります。
カタカナで書くなら「カリィzマ」という感じです。
日本語と違い、「リィ」の部分にアクセントが置かれるので、この部分だけを高く、強く発音しましょう。
そして、真ん中は「ス」ではなく「ズ」という感じになります。
なお、「charisma」は名詞ですが、これが形容詞になると「charismatic」となります。
「charismatic」の発音は、[kæ̀rizmǽtik]となります。
カタカナにすると「キャリzマァティッk」という感じです。
アクセントが最初の「キャ」と「マァ」の2つに置かれますが、後半の「マァ」の方が強くなります。
「カリスマ作家」のように「名詞」を修飾する場合には「charisma」ではなく「charismatic」を使いましょう。
発音と合わせ、使い方にもご注意を!
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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