日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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189:「クラリネット」
「クラリネット」と聞くと、「パパからもらった〜♪」という歌を思い出してしまいます(笑)
これは、日本語と英語とではだいぶ違った発音となります。
カタカナのままで通じないということもないでしょうが、正しい発音を知っていれば違和感なく相手に伝えることができます。
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「クラリネット」は、英語では「clarinet」というスペルで書かれます。
一見、カタカナで「クラリネット」と発音すれば良いかな、と思ってしまいそうですが、そうではありません。
これの発音記号は[klæ̀rənét]です。
カタカナで敢えて書くとしたなら「kラァリネェッt」です。
この言葉を発音する際、「2つ」の注意点が必要です。
まず、この単語には「L」と「R」が混在しているという点です。
最初の「ラァ」に当たる部分は「L」ですが、その後の「リ」に当たる部分は「R」です。
「L」は「舌先」をうまく使い、舌先が上あごについた状態から始まり、舌先が「離れる」瞬間がくっきり人に聞こえるくらいの音にします。音の印象は「ハッキリ」した感じになります。
一方、「R」は舌先をどこにも触れないように気をつけながら、「舌の両サイド」と「上の奥歯の内側」をうまく使って発音します。音の印象は「こもった」感じになります。
このような2つの異質な音をつなげなくてはなりませんので、慣れないうちは相当な注意が必要となります。
それからもう1つの注意点は、「アクセントの位置」です。
この単語の第1アクセントは、最後の方の「ネ」の部分に置かれます。
日本語の場合、「クラリネット」と発音する時には、最初の「ク」が低く、その次の「ラリネッ」が高く、最後の「ト」が低くなるのが普通です。
これをアクセントに置き換えるとしたならば、日本人としては「ラ」の所にアクセントが置かれるような感覚になります。
しかし、この単語のアクセントは「ネ」の部分ですから、そこまでは音程としては「低め」に発音することになるのです。
なお、最初の方の「ラァ」にも「第2アクセント」が置かれていますが、ここは「音を高くする」というよりは、「低めに、しかしやや長め」に発音するようにすると良いでしょう。
アクセントの位置が「ネ」に置かれるだけで、単語全体の印象がだいぶ違ってきます。
是非、実際に声に出して発音を確認してみましょう。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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