日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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211:「アマチュア」
ある事柄について、本職の仕事としてお金をもらって行うのではなく、個人の趣味などで金銭の受け取りをせずに行う人のことを「アマチュア」と言います。
しかし、これはカタカナのままでは英語としては通じない可能性があります。
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「アマチュア」は、英語では「amateure」というスペルで書かれます。
これの発音記号は、[ǽmətʃùər]となります。
これをカタカナで書くとしたら、「アァマチュア」という感じです。
あら? 日本語のカタカナとそんなに違った感じがしませんね。
ところが、「アクセント」が違うので、だいぶ違った感じに聞こえるのです。
日本語の場合では、「アマチュア」という言葉は、最初の「ア」は低く、後ろの「マチュア」がずっと高く発音されるのが普通です。
しかし、英語の場合は、一番最初の「ア」の部分にアクセントが置かれるので、ここが一番高く、強く発音されます。
しかも、この「ア」の発音は、[æ]という記号なので、少し「エ」の音を混ぜた感じの「ア」としながら、少々「長め」に発音すると良いでしょう。
あとは、「マチュア」を低く、弱めに発音すれば完成です。
ちなみに、「チュ」の部分にも「第二アクセント」が置かれていますが、第二アクセントというものは、そもそも単語全体の中では強く発音されるわけではありません。
あくまでも「第一アクセント」が強く発音されるのです。
第二アクセントは、「少々長めに言う」くらいで良いでしょう。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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