日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズです。
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220:「パターン」

 

「パターン」というのは、日本語で言うならば「型」や「様式」といった言葉になります。

これ、英語ではだいぶ違った発音となります。

おそらく、カタカナで「パターン」と言っても通じないことでしょう。

さあ、今日も一緒に勉強しましょう!

 

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「パターン」は、英語では「pattern」というスペルで書かれます。

これの発音記号は[ʃpǽtərn]となります。

カタカナで書くなら「パァタン」という感じです。

日本語のカタカナで発音する場合との大きな違いは「アクセントの位置」です。

「アクセントの位置」というのはわりと重要で、これが違うだけで全く異なる単語のように聞こえてしまうことがあります。

英語の「pattern」は、最初の「pa」の部分にアクセントが置かれます。

この部分の発音は[pǽ]で、[æ]という記号は「エ」の音が少し混ざったような感じで、少し長めに発音されます。

そして、後半の「ttern」の部分の「er」のスペルの部分は[ər]という発音記号で、これは「弱く、短く、こもった感じ」で「ア」と発音されます。

つまり、単語全体としては最初の「パァ」が強く、高く、少し長めに発音され、その後ろは逆に、弱く、低く発音されるということになるのです。

日本語のカタカナの場合は「パ」が低く、短く、その後ろの「ター」が高く、長く発音されますね。

日本語と英語とでは、強さ、高さ、長さ、というものが全く逆のような感じになります。

実際に発音してみると、同じ言葉のことだとは思えないほど違っていることが分かることでしょう。

是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

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