日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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222:「ミドル」
「ミドル」という言葉は、もう割と日本語としても馴染みがありますね。
ボクシングなどの「ミドル級」とか、あるいは中年などの意味の「ミドルエイジ」などという表現があります。
これはもちろん「英語」の言葉から来ているのですが、英語では「ミドル」という発音では通じにくいかもしれません。
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「ミドル」は、英語で「middle」というスペルで書かれます。
「middle」の発音記号は[mídl]となります。
これをカタカナで書くなら「ミィドゥ」のような感じになります。
最初の「ミィ」は、まあ、日本語ように発音しても問題はないでしょう。
問題は後半の[dl]の発音です。
[d]は、日本語の「ドゥ」という音を「無声音」にしたものと考えると良いでしょう。
つまり、ヒソヒソと内緒話のように「ドゥ」と発音すると「d」の音になります。
しかし、この単語の最後には[l]が来ています。
[l]は、要するに「L」のスペルなので、日本語の「ラリルレロ」に近い音となります。
しかし、[l]が単独で発音される場合には、「ラリルレロ」と発音する際に口の中で舌先がつくところに舌先をつけっぱなしにし、そのままで喉から「ウ〜」といううなり声を出します。
この時、決して「こもった音」にせず、喉からの空気の通り道を広く開けるようなイメージで発音すると良いでしょう。
そして、[l]が単語の最後に来る場合には、舌先をつけっぱなしの状態にして「ウ」のような音で終わることになります。
[d]と[l]はどちらも「舌先をつける」ということを必須とする発音ですので、[d]から[l]へと発音を移す際には、「舌先を離さないまま」で移行するようにしましょう。
そうすると、[dl]の発音は、カタカナで書くと「ドゥ」のような音になるわけです。
ただし、最後は「舌先がついたまま」であるということに注意しましょう。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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