日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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228:「カレンダー」
新しい年が明けて今日で6日目ですね。
カレンダーも新しくなり、今年という一年をどうやって過ごそうか、色々と思いを巡らせた人も多いのではないでしょうか。
「カレンダー」という言葉は、そのままでも英語で通じないということもありませんが、微妙に違った発音となります。
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「カレンダー」は、英語では「calendar」というスペルで書かれます。
「calendar」の発音記号は[kǽləndər]となります。
これをカタカナで書くなら、「キャレンダァ」のようなとなります。
まず、[kæ]という音は、実際には「キャ」ではありませんが、「キャ」によく似た音となります。日本人が発音する場合は、あまり「ヤ」の音を強くしないように気をつけた上で「キャ」という感じで発音すると良いでしょう。
そして、カタカナの「カレンダー」との大きな違いは「キャ」だけではありません。
もう1つ、大きな違いは「アクセントの位置」です。
カタカナの場合は「カ」が低く、「レ」が高くなり、その後の「ンダー」が再び低くなるという音程になるのが普通です。
ところが、英語の場合は最初の「ca」のスペルの部分にアクセントが置かれますので、ここが一番高く、しかも強く発音されます。
これのうしろの「lendar」のスペルの部分からは急激に低くなり、さらに弱く発音されるのです。
一番最初にアクセントが置かれた発音となるので、単語全体の音の印象はだいぶ違ってきます。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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