日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
(これまでの記事一覧はこちら。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
231:「アルバム」
思い出の写真をまとめたものを「アルバム」と言いますね。
あるいは、音楽の曲を複数集めてまとめたものも「アルバム」と言います。
「アルバム」という言葉は英語から来た言葉ですが、英語での発音の仕方は少し違います。
<アメブロからの続きはここから>
「アルバム」は、英語では「album」というスペルで書かれます。
「album」の発音記号は[ǽlbəm]となります。
これをカタカナで書くなら、「アァルバム」のようなとなります。
まず、日本語のカタカナの場合は最初の「ア」が低く、その後ろの「ルバム」が全体的に高い音になるのが普通です。
しかし、英語の場合は、発音記号を見てお分かりの通り、最初の[ǽ]の部分にアクセントが置かれていますので、ここが高く、強く発音されることになります。
しかも、[æ]という発音記号は、日本語の普通の「ア」と違い、少し「エ」の音が混ざったような感じの音となり、少し長めに発音されます。
そして、英語では、最初の[æ]の次は、グッと低く、弱い音で発音されることになります。
「ル」に当たる部分は、「舌先」をつけたまま離さないようにして喉を「ウゥ」と鳴らすようにして発音すると良いでしょう。
最後の「ム」も、日本語の「ム」とは違い、上下の唇を一度ピッタリと閉じた状態で喉から「ウゥ」と鳴らしたまま、そこから唇をパッと開くようにします。
毎回書いていますが、「アクセントの位置」が違うと、単語全体の音が違った雰囲気がだいぶ違ってきます。
是非覚えておいてくださいね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
(これまでの記事一覧はこちら。)
本校では、1つ1つの「発音」を丁寧に指導しています。
キレイな発音を身につけたい人、あるいは発音の上達に苦しんでいる人は、どうぞお気軽にご相談ください。