日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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238:「インターネット」
インターネットという言葉が一般的になったのはいつ頃でしょうか?
私が大学を卒業したのは1996年ですが、その頃はまだインターネットという言葉はあまり一般的ではなかったように思います。
もう少し後、1990年代の終わりの頃から、次第にインターネットという言葉をあちこちで聞くようになった気がします。
ということは、この言葉が広く使われるようになって20年近く経つということでしょうか。
「インターネット」という言葉は、当然英単語から来ているわけですが、そのままカタカナのように発音しても英語では通じない可能性があります。
<アメブロからの続きはここから>
「インターネット」は、英語では「internet」とも表現されます。
これの発音記号は[íntərnèt]となります。
カタカナで書くとしたなら「インタネッt」となります。
一見、日本語のカタカナの発音と同じだと思われるかもしれませんが、発音自体は全く異なります。
最も大きな違いは「アクセントの位置」です。
カタカナの場合は、最初の「イ」は低く、「ンターネッ」までが高く続き、最後の「ト」が低くなる、という音程となるのが普通だろうと思います。
しかし、英語の場合は、発音記号を見て分かる通り、最初の「イ」の部分にアクセントが置かれます。
つまり、最初の「イ」を高く、強く発音し、その後は一気に低く、弱く発音するということです。
それから、「ター」の部分。
これはカタカナでハッキリ「ター」と発音するのではなく、こもった感じで軽く、短く「タ」と発音すると良いでしょう。
発音の仕方によっては「タ」とも聞こえず、「ナ」や「ダ」のように聞こえることもあるかもしれません。
いずれにしても、最初の「イ」をハッキリ、強く、高く発音するだけで通じやすくなります。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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