日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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240:「ハンバーグ」
子供に人気のあるメニュー、と言えばほとんど確実にランクインするもの。
「ハンバーグ」というのは、日本人にはとても馴染みのある食べ物ですね。
いかにも英語っぽいネーミングなので、このままカタカナで通じるかと思ったら大間違い!
<アメブロからの続きはここから>
「ハンバーグ」という言葉、というよりも「ハンバーグというもの」自体、実は、英語圏の世界ではあまり一般的ではないようです。
「ハンバーガー」つまり「hamburger」というものならばあります。
ひき肉を平たくこねて焼いたものをパンで挟んだ食べ物のことを一般に「ハンバーガー」と言いますね。
しかし、日本人が「ハンバーグ」と呼んでいるものはパンで挟まれてはいません。
パンに挟まず、中の「お肉」の部分だけを取り出してソースをかけた食べ物、というものが私達の知る「ハンバーグ」なわけですが、これは、英語圏ではそれほど馴染みがないようなのです。
これに似た食べ物として、イギリスでは「meatballs」というものがあったり、あるいはアメリカでは「Salisbury Steak」というものがあったりします。
しかし、「hamburger」の語尾の「-er」を取って、「hamburg」という言葉として呼ばれる食べ物はありません。
敢えて言うなら、「hamburger patty(ハンバーガーのパテ)」や「hamburger without bread(パンなしのハンバーガー)」ということになるそうです。
あるいは、「hamburger steak」という言い方も考えられるそうですが、この表現もまた「想像でこんな食べ物だろう」と検討がつく程度で、そういう名称で呼ばれているわけでもないようです。
アメリカやイギリスに行って「ハンバーグが食べたい!」と思っても、そうした食べ物の取り扱いをしていないところが多いでしょうから、ハンバーグは日本で楽しむのが良いでしょう。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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