日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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247:「フルーツ」
一般に「果物」のことを「フルーツ」と言います。
これは当然英語から来た言葉ですが、日本人がカタカナで「フルーツ」と発音しても通じない可能性があります。
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「フルーツ」という言葉は、英語では「fruit」というスペルで書かれます。
これは単数形ですが、複数形では「fruits」となります。
「fruit」の発音記号は[frúːt]です。
これを敢えてカタカナで書くとしたなら、「fルーt」という感じになります。
最初の「f」がけっこう大事で、これは「下唇のやや内側」と「上の前歯4本」をこすり合わせながら空気を吐き出すようにして発音されます。「下唇」を巻き込みすぎないように気をつけましょう。
そして、「f」の音が上手く出たら、今度は「r」の音で「ルー」と発音します。
「f」と「r」の連続音というのは、他の単語にも結構あります。
「friend」「France」「free」「afraid」「frank」「from」など。
「fr」の連続音がある時は、「f」の音をしっかり出し、「r」の音は柔らかく出すようにしましょう。
日本語のカタカナでは「フ」の音はほとんど空気のこすれ音にはなっておらず、しかも「ル」の発音では「舌先」が上あごのどこかに触れてしまった音になりがちです。
「fルー」の部分がうまくいけば、この単語の発音もほぼ完成です。
あとは、単数形ならば「t(トゥ)」と発音し、複数形ならば「ts(ツ)」と発音すれば良いでしょう。
ちなみに、日本人は常に「フルーツ」という複数形で表現しますが、英語では多くの場合「fruit」というように単数で表現される場合の方が多いのではないかと思います。
場面場面によって単数形なのか、複数形なのかをよく考える必要があります。
というわけで、いつもいつも「フルーツ」と発音していても通じない可能性があります。
文脈から想像がつかない場合には、楽器の「フルート」と勘違いされる可能性もありますのでご注意を。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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