日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズです。
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308:「リュックサック」

登山、ハイキング、遠足などで、荷物を入れて背中に背負って運ぶための袋のことを一般的に「リュックサック」と言いますね。

これは元々ドイツ語から来た言葉らしいのですが、英語で「リュックサック」と言ってもほとんど通じないことでしょう。

さあ、今日も一緒に勉強しましょう!

 

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「リュックサック」は、ドイツ語では「rucksack」というスペルで書かれますが、これの発音は「ルックザック」という感じになります。

英語にも同じスペルの「rucksack」という言葉があり、これの発音記号は[rʌ́ksæ̀k]となるのですが、英語では「rucksack」という言葉そのものが一般的には使われていません。

主に北米では「backpack」という言葉が一般的に使われています。

「backpack」の発音記号は[bǽkpæ̀k]となります。

「back」も「pack」も「a」のスペルの部分が[æ]という記号になっているので、「ア」でありながら少し「エ」が混ざったような音になります。

「k」の部分の発音はネイティブ達はきちんと発音しないこともあるので、日本人の耳には「バァッパァッ」のように聞こえることもあるかもしれませんが、日本人が発音する際はきちんと最後の「k」まで発音するようにした方が良いでしょう。

是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

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