日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズです。
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330:「ノーカウント」

「ノーカウント」というのは、元々スポーツなどで「今の得点は無し」という場合に使われる言葉のことですね。「得点」だけでなく「失点」に関しても使われるかもしれませんが、よく使われるのは「得点」の方でしょう。

スポーツの得点に関する話だけでなく、日常的に何かしらの「出来事」が発生した後で、「今のはなし!」と言いたい場合にも「ノーカウント」と言われることがあります。

いずれにしても、「ノーカウント」という言葉が英語っぽいので、そのまま英語として伝わると思っている人がいるかもしれませんが、このままではいまいち伝わらないことでしょう。

さあ、今日も一緒に勉強しましょう!

 

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「ノーカウント」という言葉は、いかにも英語の「no count」から来ているように見えます。

しかし、英語圏のネイティブ達が「no count」と表現することは滅多にないでしょう。

英語では、「That doesn’t count.」のように表現されます。

「That」というのは、たいてい、直前に発生した「得点」や「失点」、あるいは「出来事」を指します。

この場合の「count」は「数に入る(はいる)」という自動詞なので、「That doesn’t count.」と言えば「今の得点は数に入らない。」という意味になります。

是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

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