日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
(これまでの記事一覧はこちら。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
335:「マグネシウム」
これはミネラル成分(鉱物)の一つで、店で売られている飲料水の中にもたいてい含まれています。
そのまま「マグネシウム」とカタカナで発音しても、英語では通じない可能性があります。
<アメブロからの続きはここから>
「マグネシウム」というのは、英語では「magnesium」というスペルで書かれます。
「magnesium」の発音記号は[mæ̀gníːziəm]あるいは[mæ̀gníːʒəm]です。
日本語のカタカナでは「マ」が低く発音され、「グネシ」が高くなり、「ウム」が低くなるというのが自然だろうと思います。
しかし英語の「magnesium」では、「ne」のスペルの部分にアクセントが置かれるので、最初の「mag」の部分は「低く、弱く」発音されます。
発音記号を見ると、最初の「ma」のスペルに当たる発音記号は[mæ̀]となっており、「第二アクセント」が置かれていますが、「第二アクセント」というものは、そもそも強く発音するのではなく、弱く、低く発音されるものだと考えておけば良いでしょう。
そして、肝心のアクセント部分の「ne」のスペルの部分ですが、これは「ネ」と発音されるのではなく、「ニー」という感じで発音されます。ここが強く、高く発音されるのです。
「ニー」の後は、「ズィア」という音、あるいは「ジャ」という音です。
そして最後は「m」の部分ですが、ここは、一旦、上下の唇を閉じてから、再度軽く開きながら喉から「ムッ」という小さなうなり声を出すと良いでしょう。
是非覚えておいてくださいね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
(これまでの記事一覧はこちら。)
本校では、1つ1つの「発音」を丁寧に指導しています。
キレイな発音を身につけたい人、あるいは発音の上達に苦しんでいる人は、どうぞお気軽にご相談ください。