日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズです。
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339:「サラミ」

「サラミ」というのは、イタリア発祥の「ドライソーセージ」の一種のことです。

「サラミ」をそのまま日本語のカタカナで発音しても、まあ通じないこともないでしょうけれど、せっかくなので正しい発音を覚えておくと良いでしょう。

さあ、今日も一緒に勉強しましょう!

 

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「サラミ」は、英語では「salami」というスペルで書かれます。

「salami」の発音記号は[səlάːmi]です。

これを敢えてカタカナで書くとしたならば「サラーミィ」という感じになります。

日本語のカタカナ発音の場合は「サ」が高く発音され、「ラミ」は低く発音されるのが普通だろうと思いますが、英語の発音では、まん中の「ラー」の部分にアクセントが置かれるので、ここを高く、強く発音するようにしましょう。さらに「ラー」と伸ばし気味に発音するのが良いでしょう。

 

ところで、余談ですが、「salami」という言葉とは別に、英語では「pepperoni」という言葉もあり、これまた「サラミ」のようなものを指します。

「salami」と「pepperoni」は、どちらもアメリカでは「pizza」のトッピングとして使われます。

どちらも「サラミ」ではあるのですが、「pepperoni」の方はほんの少しピリッと辛口で、「salami」の方はピリッとしない、という違いがあります。

 

さらに余談ですが、「salami」という言葉は、野球のスラングで「満塁ホームラン」という意味で使われることがあるんですって。「満塁ホームラン」は英語では「grand slam」と言われることから、「slam」を文字って「salami」と誰かが言い出したのではないかと推測される、とのことです。ふ〜ん。

是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

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