日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズです。
(これまでの記事一覧はこちら。)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
346:「フィルター」

気体や液体などに含まれる不純物などを取り除くため、不純物をせき止めながら気体や液体のみが通り抜けられるようにした仕組みのものを一般に「フィルター」と呼びますね。

これもまあ日本語のカタカナ発音で通じないこともないのですが、正しい発音は少し違っています。

さあ、今日も一緒に勉強しましょう!

 

<アメブロからの続きはここから>

 

「フィルター」は、英語では「filter」というスペルで書かれます。

「filter」の発音記号は[fíltər]です。

日本語のカタカナ発音では、最初の「フィ」が低い音で始まり、「ルター」が高い音となる傾向があります。

しかし、英語の「filter」は、最初の「fi」の[í]の部分にアクセントが置かれるので、この部分、つまり「フィ」に当たる部分をグッと高く、強く発音しなくてはなりません。

さらに、これは「F」の発音ですから、下唇と上の前歯4本をしばらく当て続け、その間から「空気が擦られる音」をたっぷり出した上でようやく「フィ」というように発音すると良いでしょう。

「fi」の音がうまく出せたら、今度は「L」を単独で発音するのですが、これは日本語の「ル」とは少し違って、「ラ」と発音しようとする際に「舌先」が触れる部分に舌先をくっつけたまま、喉から「ウゥ」というこもらない音を出すのです。

そして、最後の「ター」に当たる部分の発音は、母音が[ər]という記号となっていますので、「こもった感じでター」という発音するようにしましょう。

是非覚えておいてくださいね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

(これまでの記事一覧はこちら。)

 


 

本校では、1つ1つの「発音」を丁寧に指導しています。

キレイな発音を身につけたい人、あるいは発音の上達に苦しんでいる人は、どうぞお気軽にご相談ください。