日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
(これまでの記事一覧はこちら。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
352:「プラモデル」
前回の「ジオラマ」で思い出しましたが、「プラモデル」という言葉もカタカナのままでは英語では通じません。
私も小学生の頃には、ジオラマまでは作りませんでしたが、プラモデルはたくさん作っていました。今時の子供達は作っているでしょうか。
まあ、たいていの方は「英語ではこう言うのだろう」と想像がついているかもしれませんね。
<アメブロからの続きはここから>
「プラモデル」は、英語では「plastic model」と表現されます。
これの発音記号は[plǽstik mὰdl]です。
細かな発音も重要ですが、一番重要なのは「アクセント」の置き方です。
「plastic model」という2つの言葉が並んでいる場合、前に置かれた「plastic」は、後ろに置かれた「model」の「種類」を表していると言えます。
つまり、「plastic」ではない、他の種類の「model」、例えば「wooden model(木の模型)」や「clay model(粘土の模型)」といったものと区別して、「plastic」という言葉がついている、と考えられます。
このように2つの言葉が並び、前の言葉が、後ろの言葉の「種類」を表すような場合には、通例、前に置かれた方の言葉に「第1アクセント」が置かれます。
よって、「plastic」を低めに発音するのではなく、この単語のアクセントである「a」の文字の部分をグッと高く、強く発音し、その後は、「model」という言葉の最後までずっと低く、弱く発音するようにすると良いでしょう。
是非覚えておいてくださいね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
(これまでの記事一覧はこちら。)
本校では、1つ1つの「発音」を丁寧に指導しています。
キレイな発音を身につけたい人、あるいは発音の上達に苦しんでいる人は、どうぞお気軽にご相談ください。