日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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360:「ドラマチック」
これは「劇的な」という意味の言葉で、現実のことであるにも関わらず、まるで「劇」や「お芝居」を見ているかのような展開が見られた時などに使われる言葉です。
およそ想像がつくかもしれませんが、この言葉もまた、カタカナの発音のままでは英語としては通じにくそうです。(全く通じないということでもありませんが。)
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「ドラマチック」は、英語では「dramatic」のように表現されます。
「dramatic」の発音記号は【drəmǽtik】です。
最初は「ド」ではなく、「ドゥ」という音を「無声音(声帯を震わせないで出す音)」で発音するようにしましょう。要するに「空気だけの音」です。
そして、「d」の次に「r」が続く時には、「ドゥラ」というよりも、音としては「ヂュラ」に近いような音に聞こえます。ただし、あくまでも「dr」である、という認識を忘れてはいけません。
「dra」のスペルの部分にはアクセントが置かれませんので、ここはお寺の坊さんがお経を読むように低く、平坦に発音すると良いでしょう。
日本語のカタカナ発音の場合は「ド」は低いのですが、「ラ」から音が高くなってしまいます。
英語では「ラ」に当たるところまで低い音を保たなくてはなりません。
そして、その次の「ma」の文字の部分にアクセントが置かれますので、ここをグッと高く、強く発音します。「a」の文字は[æ]という記号に対応していますので、少し「メ」っぽい感じで「マ」と発音し、音も少し長めにすると良いでしょう。
ここまでくれば後は簡単。「ティク」という音を低く、弱く言えば良いのですが、当然最後の「ク」に当たる部分は「無声音(空気だけの音)」となります。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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