日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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361:「コンコルド」
これは今では少し懐かしい、マッハ2.2で飛ぶという超音速旅客機のことです。
Wikipediaによれば2003年11月に全機が退役したとありますので、今では飛んでいません。
もはや話題になることもない単語かもしれませんが、これを超えるスピードで飛ぶ旅客機は未だにないようですので、英語での発音も知っておくと良いでしょう。
<アメブロからの続きはここから>
「コンコルド」は、英語では「Concorde」というスペルで書かれます。
「Concorde」の発音記号は【kάnkɔːrd】です。
日本語のカタカナ発音の場合は「コンコ」までが高く、「ルド」が低く発音されるのが一般的のようです。あるいは最初の「コ」が低く、「ンコ」が高くなり、「ルド」が低くなる、というパターンもあるようです。
いずれにせよ、日本語のカタカナでは2つ目の「コ」が高く発音されるのが普通です。
ところが、英語では、最初の「Co」の文字に対応する発音記号[kά]のところにアクセントが置かれます。
そして、その直後の[n]の音からグッと音を低くし、その後は最後までずっと低いままで単語を終えるのです。
また、後半は[kɔːrd]という発音記号になっていますので、「コルド」ではなく、「コーd」という感じになります。「r」の文字の部分は、こもった「オ」にするように発音すると良いでしょう。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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