日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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363:「イベント」
これはご存じ「出来事」や「行事」や「催し物」といった意味の言葉ですね。
これは、カタカナ発音のままで英語で通じない、ということもありませんが、話の流れに全く関係ないところでこの言葉を急に出してきた時には通じないという可能性もあります。
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「イベント」は、英語では「event」というスペルで書かれます。
「event」の発音記号は【ivént】です。
ん? 発音記号の通りに読んでも、日本語のカタカナ発音のままで良さそうではないか、と思った人もいるかもしれませんね。
しかし、微妙に違います。
最初の「イ」は、まあ特に問題ありません。
問題は、その次の「ve」のスペルの部分です。
ここは「ベ」ではなく、「下唇のやや内側」と「上の前歯4本」をこすり合わせながら、先に「空気の音」が漏れるようにして「ヴェ」と発音しましょう。
上下の唇をぴったりつけた状態から「ベ」と発音してしまうと、「be」に聞こえてしまうため、聞き手にとって混乱となります。
また、「ve」の部分にアクセントが置かれるので、ここを高く、強く発音するようにしましょう。
そして、その後の「n」の部分は、グッと音を下げて「ン」と発音するのですが、ここはたまたまこの直後が「t」となっているので、自然に「舌先」が上顎につくでしょうから、特にカタカナ発音のままでも問題はありません。
ただし、日本語の「イベント」という発音の仕方の場合は、最初の「イ」が低く、その後の「ベント」がずっと高いまま、というのが一般的でしょうから、「ン」からグッと音程を下げるということが英語の発音としては重要です。
最後はおなじみ「無声音」での「トゥ」です。無声音とは、「ひそひそ声」で話すような感じで、声帯を震わせず、「空気の音」だけで発する音のことです。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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