日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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366:「コンコース」
これは、空港や駅などにある「通路を兼ねた広場」のことです。
日本語のカタカナでそのまま発音しても、通じない、ということはないでしょうけれど、英語圏ネイティブが聞けば「ん?」と感じてしまうことでしょう。
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「コンコース」は、英語では「concourse」という語で表現されます。
これの発音は、[kάnkɔ̀ːrs]です。
日本語のカタカナ発音との最も大きな違いは「単語の音程です」です。
日本語の場合は最初の「コンコ」までが高く、「ース」が低く発音されるのが一般的だろうと思います。
しかし、英語の場合は、最初の「コ」に当たる部分にアクセントが置かれ、ここが高く、強く発音された後は、その次に「n」の文字からグッと音が低くなり、そのまま最後まで低い音のまま続きます。
さらに細かいことを言えば、後半の[ɔːr]の発音の部分では、「こもらないオ」を発音した後で、「こもったオ」に変えていくと、より一層ネイティブの発音に近づきます。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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