日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズです。
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372:「ダッシュ」

スポーツのトレーニングなどで「全速力で走ること」を一般に「ダッシュ」と言いますね。

これは、発音の問題というよりも、意味の問題で少し注意が必要な言葉です。

さあ、今日も一緒に勉強しましょう!

 

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「ダッシュ」は、英語では「dash」というスペルで書かれます。

「dash」の発音記号は[dǽʃ]です。

発音としては、母音が[æ]となっていますので、日本語の「ア」よりも、少し「エ」の音を混ぜたような感じで、さらに少し長めに発音すると良いでしょう。

日本語のカタカナの「ダッシュ」という言い方は、[æ]というよりも[ʌ]や[ɑ]に聞こえてしまい、スペルで言うなら「u」か「o」に聞こえます。

「a」というスペルとして認識されるためには、[æ]の音、つまり、「ア」に「エ」が混ざった音をキチンと出すようにすると良いでしょう。

 

次に「意味」について。

「dash」は、英語では、「勢いよく走り出す」とか「突進する」といった意味の「動詞」として使われます。

静止した状態から、急に動き出し、その動きがとても素早い、ということを表すような時に「dash」が使われます。

日本人がよく使う「50メートルダッシュ」のような表現では、「ダッシュ=短距離を全力で走る」という意味となってしまっていますが、英語の「dash」は必ずしも「短距離」であるとは限りません。

「He dashed home.(彼は急いで家に帰った。)」のような具合に、「突然動き出して、素早く移動する」という意味で使われるのが自然だろうと思います。

「短距離を全力で走る」と言いたいならば、「dash」よりも「sprint」という言葉の方が近いと言えます。

是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

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