日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズです。
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392:「パンチパーマ」

「パンチパーマ」とは、短く切られた髪に強めのカールがかかった、主に男性向けの髪型のことですね。

これはカタカナで「パンチパーマ」と言っても英語としては通じません。

さあ、今日も一緒に勉強しましょう!

 

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「パンチパーマ」というのは完全な「和製英語」であり、英語では全く通じません。

では、英語ではなんと言うのか、というと、実は私も知らなかったので調べてみました。

すると、「ずばり英語ではこう言う!」といった答えのようなものが見つからず、色々な言い方が見つかりました。

まず、「ジーニアス和英辞典 第3版」で調べて見ると、「wavy perm」とか「a man’s hair permed into short」とか「tight curls」のように書かれていました。

しかし、そんな「説明的な表現」ではなく、「呼び方」や「名称」としてパンチパーマに当たる表現があると思い、別の方法で調べて見ました。

すると、「kinky hair」といった表現が出てきました。

「kinky」とは、「髪が縮れた」という意味を表す形容詞です。

しかし、「kinky hair」で調べて見ると、インターネット上には「女性の長めの髪」の写真がたくさん出てきます。これはダメですね。

さらに探していくうちに、日本語でもおなじみ「Afro」という言葉が出てきました。

ところが、「Afro」の場合は、髪の長さは長く、頭の大きさもかなり大きくなってしまいますので、これまた「パンチパーマ」とは違ってしまいます。

そこで、「short Afro for men」のように表現すれば、だいぶ「パンチパーマ」に近いものが出てきます。

「Afro」は女性の髪型にも使われるようですので、「for men」があればバッチリです。

ちなみに「Afro」の先頭は「大文字」で書かれるので注意しましょう。

また、「Afro」の発音記号は[ǽfrou]ですので、最初の「ア」に当たる部分に少し「エ」を入れて発音し、最後の「o」の文字は「オウ」という二重母音で発音するようにすると良いですよ。

是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

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