世界には色々な地名や国名があります。
しかし、英語での名称や発音が、日本人が日頃「カタカナ」で発音したものとはまるで違っている地域や国もたくさんあります。
そんな地名や国名をご紹介するコーナー。
一般教養として一緒に覚えていきましょう!
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014:「アムステルダム」
オランダの首都「アムステルダム」です。
場所がいまいち正確に思い出せない方は、こちらをクリックしてみてください。
(→「Google マップ、アムステルダム」)
「アムステルダム」は、英語では「Amsterdam」と書かれます。
発音記号では、[ǽmstə(r)dæ̀m]となります。
カタカナで書くとすれば「アァムsタダァム」という感じでしょうか。
日本語の発音との大きな違いは「アクセント」です。
日本語の場合は途中の「テ」で音程が高くなりますね。
ところが、英語の「Amsterdam」は、いきなり最初の「a」の部分に第一アクセントが置かれます。
「第一アクセント」というのは、1つの単語に複数のアクセントがあった場合に、一番強く発音される部分のことです。
なので、英語では最初の「ア」にアクセントを置いて、そこから一気に「アァムsタ」まで言ってしまいます。
ここで「タ」のところは、日本語の「テ」とは違うことに注意しましょう。
しかも、日本語の「タ」という感じよりも、弱く、軽くこもった感じで「タ」と喉をならす程度にすると良いです。
そして、「アァムsタ」まで来たところで、最後に「ダァム」と発音するのですが、この「ア」の所に「第二アクセント」が置かれます。
アクセントが置かれる所は、軽く「長めに発音する」という心構えを持っておくと良いと思います。
ただし、第二アクセントが置かれると言っても、単語全体では「第一アクセント」の方が主張が強いので、この単語でも最初の「ア」の方を際立つようにコントロールする必要があります。
「アクセント」の位置さえしっかりバランスが取れていて、それでいて真ん中を「テ」にせずに軽く「タ」にすれば、たいてい誰もが「Amsterdam」という単語で理解してくれることと思います。
是非、試して見てください!
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
※ここでご紹介した発音は、デュープラー英語学院で毎月開催される「発音教室」で練習します。興味のある方はこちらをご確認下さい。→「発音教室&英会話」開催情報
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